醸造蔵のとなりで感じる「七賢」の世界。
地産地消こそ、”真の地酒”の価値がある。実際に酒造りが行われる醸造所のとなりには
そういった心意気が随所に感じられる空間が広がっている。カフェ、レストランから売店まで。
―蔵に訪れ、その地を感じる。その地を感じに、蔵へ訪れる。
その酒蔵はやさしく皆さんを迎えてくれることでしょう。さあ、実際に”蔵の旅”へ繰り出しましょう!
酒屋ならではの屋外ファーマーズマーケットがお出迎え。子供が楽しめるあまざけも!
スーっと通る風や光を感じながら。その地で丹精込めて栽培されたお米や、日本酒仕込み時の酒粕を利用したあまざけなど
酒屋ならではの商品を手にとるキャンプブックスタッフ。商品はもちろん、パッケージやポップも僕らのハートを鷲掴み。
酒粕と砂糖のみで造られたあまざけは、大人はもちろんのこと子供まで飲むことができる。家族みんなで最高のひとときを!
酒蔵ストリートを抜けて、レストラン臺眠(だいみん)で酒蔵スタイルをおなかで吸収!
酒蔵に長年伝わってきた伝統料理を、酒蔵のとなりで堪能。酒蔵で生きる人々のスタイルをまずは”食”で感じましょう。
おいしい料理を頂きながら(蔵人になった妄想お願い致します!)、七賢について少しお伝えさせて頂きます!
七賢はここから掘る!「水と米」「スパークリング日本酒」「地域密着スタイル」。
七賢を知るために掘るべきポイントはまず「水と米」だろう。
仕込に使う水に関しては甲斐駒ケ岳の伏流水を使用。きめ細かな花崗岩の層を約30年という時間をかけ磨かれるこの名水は、
適度なミネラルを含み、その味わいはほんのりと上品な甘みを感じる。米については95%を地域、県産米で賄う。
名水に育まれた品質の良い酒米は、洗練されたキレの良い七賢独自の味わいを生み出す。
ーそのように、”地の素材”を活かした酒造りが七賢スタイルだ。
そんな七賢が日本はもとより世界へ新たに発信するのが「スパークリング日本酒」。
シャンパン同様「瓶内二次発酵」という工程で、シャープでキレのある味わいを米と米麹のみで醸す「純米製法」で表現。
瓶内二次発酵のきめ細やかな泡立ちと共に、香り華やかにクリアな味わいで魚介との相性が抜群なものや、
その酒を同じ名水の地でウイスキーを製造するサントリー白州蒸溜所のウイスキー樽で貯蔵し、ウイスキーの香りを移した
スパークリング醸造酒と蒸留酒のマッチングという世界にも稀な商品まで幅広く展開し続けている。
”七賢の酒を僕らが支えている”そう米の作り手さんたちが胸を張るほど浸透する「地域密着」スタイル。
これはスタッフのみなさん、地域の生産者さんやお客さん全ての力が混ざり合い継続してきた賜物で、
”地域と時を共にし、地域に感謝する姿勢”。これこそが七賢が人々に愛される重要なエッセンスなのでしょう!
ーさて、酒蔵を感じながらお料理を頂きおなかもこころも満タンでそろそろ酒蔵の旅も終盤。
レストラン臺眠で食べた味わいをお家でも…!そんな方は、蔵元直売店「酒処大中屋」へ!
臺眠で堪能した酒蔵の味わいを家でも気軽に味わいたい!!そんな方は、蔵元直売店「酒処大中屋」へ。
日本が世界に誇る「発酵食品」を、一過性のブームとして終わらせずもっとの身近に、もっとおいしく楽しんでいただきたいというポリシーのもと「ひとさじ糀」というブランドを立ち上げた七賢は、酒造りの副産物を利用した「純米酢」、
「ぽん酢」や「塩糀」といった基礎調味料などを大中屋で発売中。私たちキャンプブックスタッフは、蔵元のご好意で合鴨粕漬けと塩糀づけモッツァレラチーズを頂きました!七賢の日本酒に絶妙にマッチするうれしい組み合わせ…。
今後も地元の企業と協力し、食材の開発等も進めていかれるとのこと。
ー旅の終わりにキャンプブックスタッフは、純米酢バームクーヘンを購入し帰路に!
地に感謝し、地に根付く、それこそ七賢スタイル。
七賢は、親子で参加できるイベントなどを多数開催しており、特に「白州ふれあい自然塾」については
蔵人とともに田植えや稲刈りを体験することができる七賢独自のイベントになっている。
”七賢だけの成長”ではなく”地域への貢献や還元”を意識した取り組みこそが七賢スタイルであり
地元の方を中心に、日本・世界に愛される理由なのでしょう。われわれキャンプブックも学ぶことばかり。
是非、キャンプブックの行きや帰りに蔵人の気分を味わってみてはいかがでしょうか!
七賢スタッフのみなさま、あたたかく取材に応じて頂きありがとうございました!