食べたい弁当が揃う、『丸政』の駅弁コーナー。
創業は大正7年の丸政。駅弁マニアの中では”小淵沢駅は駅弁の聖地”と言われるほど。
旅のお供として駅弁があるのは心強すぎる!
『冷めてもうまい!これが、駅弁の醍醐味かもしれません。』
そう語るのは今回案内して頂いた、丸政の古塚さん。
キャンプブックスタッフが、丸政ベスト3を教えて下さいと言うとすかさず、「食べてみてください!」と3つの駅弁を手に。
お弁当のようにあたたかい古塚さん!と言うスタッフに対し「いえいえ、駅弁は冷めてうまいが醍醐味なんですよ」
と古塚さん、さすがの切り返し。
ーさて人気の駅弁を見ていきましょう!
テレビ企画から誕生、あなたの舌とこころに語り掛ける弁当。その名も、『元気甲斐』!
テレビ番組「探検レストラン」にて愛川欽也さんの提案により、各界のプロの舌と知恵を集結させて1985年に作られたのが
この「元気甲斐」。二段重ね構造となっており、上段が京都の酩亭「菊乃井」、下段は東京の味処「吉左右」が担当。
栗としめじのおこわに、鶏のゆず味噌和えなど上品な味わいのものばかり。今も手作りで丹念に作られている名作だ。
社員の皆さんもめったに食べられない!なんてうまいんだ『信州牛弁当』。
完成まで7年かかったという秘伝のタレを用いて炭火焼きされたお肉がこれでもかとパッケージされたお弁当。
その名も「小淵沢丸政の信州牛弁当」。ロスを出せないため、社員の皆さんもめったに食べることができないとのこと。
取材時も”のこりひとつ!”という状況!どうしても食べたいというお客さんは事前に予約をしておくとか。
丸政一番人気!「八ヶ岳名物 高原野菜とカツの弁当」。
こちらのお弁当、何がすごいって入っているお野菜が生野菜だということ。シャキッ!
幾度の試作を重ねて完成したスタイルは駅弁界でも珍しい生野菜が鎮座するお弁当として親しまれている。
カツは冷めてもうまいスタイルに仕上げるためチキンカツを使用。付属のお塩をかけて頂くのがコツ!
広大な景色もスパイスに。小淵沢駅から始まる駅弁紀行!
こちらは小淵沢駅屋上からの景色。右奥には丸政本社が堂々構える。この距離感で駅弁が運ばれてくるなんて新鮮なはずだ!
屋上で景色もおかずに駅弁を頬張るもよし、キャンプブック会場に持っていくもよし。帰りに列車で!なんてのも最高だ。
飾らず、シンプルであるにも関わらず手が込んでいる”丸政の駅弁”。是非、それぞれのスタイルで味わってみてください!
あたたかく取材に応じてくださった丸政スタッフの皆さん、ありがとうございました!