TCB MAGAZINE

THE CAMP BOOK を100%楽しむためのコンテンツ

今日は、よはくで待ち合わせ。 ここがローカル『よはく酒店』

HELLO, FUJIMI。よはく酒店の海流を辿ろう。

2018年夏に富士見に現れ、THE CAMP BOOK 2019にも出店頂いたよはく酒店。
“よはく酒店”はいかにしてローカルを踊らせているのか。

“余白”を日々のくらしのなかにも。

そう語るのは、よはく酒店のひとり関口さん。そもそも、よはくの立役者は関口さんを含めて主に4人。この日、取材に答えてくれた関口さんと安藤さんに加え、成瀬さんと赤錆さんよはく酒店を富士見に産み落とした4人は、もとからどんな付き合いがあったのか—

“移住”という形を通して、富士見に集められた4つのPassion

「もともと僕らそれぞれのことを知らなかったんですよ」と安藤さん。よはくをやるために富士見に皆が集結したわけでもなく、富士見に来たタイミングも違えば富士見に来るまではそれぞれが知り合いですらなかったという。安藤さんに関しては「森を開拓して住みたいから」という目的で富士見に移ったのだという。そういったエネルギーは、どこかでまじわり—

この、富士見という場で相まみえたのだ。

あつまり、のんで、はじまる。ローカルの日常を踊らせる“場”を作らないか?

それぞれがそれぞれの目的で、おもしろい方向へと動いてる最中に出会った4人は富士見でローカルに根ざした場を作ることに。飲んだりしながらそこから何かが生まれていくような場。それが“よはく”のはじまりだという。少し早いタイミングで富士見に移った関口さんが営むお店(MMF→DEPARTMANT STORE)の隣を使おうということになり今の場所へ。レジ横にはDJブース、壁面には MIGHTY MUMMY FROGS→ さんの絵。訪れた人を時にクールに、時にはあたたかくのみこむ空間。

ムーブメントを自ら体現し、なにかのはじまりのサポートになれば。

「やれるものは、じぶんたちでやるのがスタンダードに。」と関口さん。富士見に来て一番感じることは、暮らしに対する丁寧さだと語る。時間の使い方、お金の使い方のバランスが整いさまざまなことに余裕がではじめたと—お店を始めた当初は知り合いが訪れることが多かったが、今や遠方から来られるお客さんも非常に増えてきているというよはく酒店。角打ちという形で場を提供し、東京でもなかなか手に入れることのできない奈良県産の「風の森」や、Uchu Brewingなどもお目にかかることもできる。

富士見に来たことのないお客さんをも、富士見へと引き寄せる彼ら。「なんでもやってみていいんだ」というその姿勢はその地の若者を中心に広がっていくだろう。決しておこがましくなく、その場しのぎを決してしない彼らが体現する“よはく酒店”。ぜひ、足を運んでいただきたい。

さいごに、THE CAMP BOOK 2019についてお聞きしました。

―キャンプブック2019にご出店を頂きました。ぶっちゃけいかがでしたか?

『最高。好奇心がある方が多く、昼から日本酒もいっぱい出ました()』やっぱり“キャンプ”と名乗っているだけあって、アクティブでコミュニケーションをとってくれるお客さんが多かったですね。昼から日本酒や熱燗も出て()

―特になにが人気でしたか?

宇宙(Uchu Brewing)や8Peaksを珍しがって飲んでくれるお客さんが多かったです。うめえ、うめえとリピートしてくれるお客さんもいて。

―キャンプブックのアーティストラインナップはいかがでした?

振り幅が結構あって、よかったです。交代で見たいアーティスト見させて頂きました。

—関口さんにはMMFとしてフライヤーデザインもお願いしましたが、どんな想いで描いて頂いたんでしょう?

イベントの情報はもちろん大事ですが、まず手に取りたくなるようなものを意識して作ります。今回も同じように。イベントが終わった瞬間にいらなくなるものは作りたくなくて()

これ誰がデザインしたの?という声も多くあったフライヤー。フライヤーデザインから店舗でのチケット販売、ご出店まで多岐に渡ってご協力を頂いたよはく酒店さん。

ローカルに触れるマストスポット。足を運ばず、富士見を後にすることはできません。

よはく酒店の皆様、今回はわたくしどもの取材に応じて頂き誠にありがとうございました!

よはく酒店 yohaku

@yohakusaketen

住所:〒399-0211
長野県諏訪郡富士見町富士見3579-3 1F-B
TEL:0266-75-5371
営業時間:11:00~20:00(火・水 定休日)
※Facebookでチェックおねがいします。

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